BIGLOBE光には「1ギガ/3年プラン」と「10ギガ/2年プラン」があります。数値は公式サイトで当日確認したものです(確認日: 2026年7月15日)。月額料金だけを見ると割安に見えますが、キャッシュバックの受け取り条件と工事費の仕組みまで含めた「実質総額」で比較しないと、思っていたより高くつくことがあります。

結論: プラン別の実質総額

プラン月額×契約期間キャッシュバック実質総額実質月額
1ギガ3年・戸建て5,478円×36ヶ月=197,208円−35,000円162,208円約4,506円
1ギガ3年・マンション4,378円×36ヶ月=157,608円−35,000円122,608円約3,406円
10ギガ2年・戸建て6,270円×24ヶ月=150,480円−55,000円95,480円約3,978円

出典: BIGLOBE公式・料金コース(1ギガ3年)10ギガプランキャッシュバックキャンペーン(いずれも2026年7月15日確認)。実質総額=月額×契約月数−キャッシュバック額。工事費は別枠(下記で解説)のため含めていません。

戸建てなら10ギガのほうが実質安い

戸建てで比べると、10ギガ2年プラン(実質月約3,978円)のほうが1ギガ3年プラン(実質月約4,506円)より実質総額が安くなります。ただし10ギガはフレッツ光クロス相当のエリアに限定され、市区町村により対象外の場合があるため、契約前に必ず公式サイトでエリア判定が必要です。

落とし穴①: キャッシュバックは12カ月目の45日間しか手続きできない

1ギガ3年プランは35,000円、10ギガ2年プランは55,000円のキャッシュバックがありますが、自動的に振り込まれるわけではありません。課金開始月を1カ月目として12カ月目が対象月となり、対象月の2日から45日間だけマイページで手続きが必要です。手続きをすると数日以内に指定口座へ送金される仕組みですが、この期間を過ぎると受け取れません

最大の落とし穴

12カ月目という「契約直後ではないタイミング」で、かつ「45日間」という短い窓しか手続き期間がありません。カレンダーやリマインダーに登録しておかないと、実質総額の計算の前提そのものが崩れます。

出典: BIGLOBE公式・キャッシュバックキャンペーン(2026年7月15日確認)

落とし穴②: 途中解約すると工事費の残債が一括請求される

BIGLOBE光の工事費は、屋内配線の新設ありなら28,600円、なしなら18,260円、派遣工事なしなら3,300円(いずれも税込)です。一括払いも選べますが、分割払い(初回880円+792円×35回など)を選ぶと、その分割払い相当額が月額料金から値引きされる特典があり、実質0円になります。値引きの回数は1ギガが36回・10ギガが24回です。

ただし途中解約すると、この値引きが打ち切られ、残っている工事費の分割金が一括で請求されます。契約期間の途中でBIGLOBE光をやめる可能性がある場合は、この残債リスクを必ず考慮してください。

出典: BIGLOBE公式・工事費キャンペーン(2026年7月15日確認)

落とし穴③: セット割には光電話550円が別途必要(それでも月550円お得)

BIGLOBE光にはドコモ・ソフトバンクのスマホ割引はなく、au・UQ mobileのセット割のみ対応しています。auスマートバリュー・UQ mobile自宅セット割ともに、BIGLOBE光とBIGLOBE光電話(基本プラン月550円〜)の両方の契約が必須です。

項目金額
UQ mobile自宅セット割による割引(トクトクプラン2)−1,100円/月
BIGLOBE光電話(基本プラン)+550円/月
差引の実質お得額550円/月
36カ月での純増益19,800円

「光電話代を払ってまでセット割を使う意味があるのか」と思われがちですが、UQ mobile自宅セット割の場合、光電話550円を払ってもスマホ側で最大1,100円/月引かれるため、差引で月550円お得になります。auスマートバリューも同様の枠組み(最大1,100円/月引き)です。

出典: auスマートバリューUQ mobile自宅セット割BIGLOBE光電話の料金(いずれも2026年7月15日確認)

BIGLOBE光公式サイトへ →

リンク先は公式サイトです(提携広告リンクを含む場合があります)

落とし穴④まとめ: 戸建てなら10ギガのほうが実質安い(エリア対象なら)

ここまでの4つの落とし穴を踏まえると、戸建てでBIGLOBE光を検討する場合の判断軸は次の通りです。

  1. まず自宅が10ギガプランのエリア対象かどうかを公式サイトで確認する(1ギガのような全国提供ではない)
  2. エリア対象なら10ギガ2年プラン(実質月約3,978円)が1ギガ3年プラン(実質月約4,506円)より実質総額が安い
  3. キャッシュバック(1ギガ35,000円・10ギガ55,000円)は12カ月目の45日間に必ず手続きする
  4. 途中解約の予定があるなら工事費の残債リスクを織り込む

この記事の前提(計算根拠)

このプランが向いている人・向いていない人

KEN編集長の結論

BIGLOBE光は月額だけ見るとお得に見えますが、実質総額を左右するのはキャッシュバックの手続きと工事費の分割の仕組みです。特に「12カ月目の45日間」という手続き期間は見落としやすく、ここを逃すと実質総額の計算が一気に崩れます。契約前にカレンダーへ手続き時期をメモしておくことを強くおすすめします。

他社との実質総額を含めて比較したい場合はまるごと診断へ。

よくある質問

課金開始月を1カ月目として12カ月目が対象月です。対象月の2日から45日間のみマイページで手続きができ、手続き後数日以内に指定口座へ送金されます。この期間を過ぎると受け取れません(2026年7月15日公式確認)。
契約解除料(戸建て4,100円・マンション3,000円)に加えて、工事費の分割払い中に解約すると値引きが打ち切られ、残っている工事費の分割金が一括で請求されます。
エリアが対象であれば、10ギガ2年プラン(実質月約3,978円)のほうが1ギガ3年プラン(実質月約4,506円)より実質総額が安くなります。ただし10ギガはエリア限定なので、契約前に公式サイトでの判定が必要です。
セット割にはBIGLOBE光電話(基本プラン月550円)の契約が別途必要ですが、UQ mobile自宅セット割やauスマートバリューでスマホ側が最大1,100円/月引かれるため、差引で月550円お得になります。

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