結論: LINEMOはソフトバンク光・au光・ドコモ光のどのセット割も対象外
LINEMO公式のFAQでは、ソフトバンク光・SoftBank Air・おうちでんきとのセット割について「割引になりません。現状、対応予定はありません」と明記されています。LINEMOは基本料金そのものを安く抑えることを前提としたオンライン専用プランのため、他の主要プランのような光回線とのセット割は用意されていません。
au光・ドコモ光のセット割も対象外
au光の「auスマートバリュー」やドコモ光の「ドコモ光セット割」は、対象となる携帯プランの契約名義がau・ドコモブランドであることが条件です。LINEMOはソフトバンク回線を使うオンライン専用ブランドのため、そもそも対象プランの一覧に含まれず、他社系の光セット割とも組み合わせられません。
出典: LINEMO公式FAQ(2026年7月18日確認)
LINEMOの現行プランと月額料金
| プラン | データ容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ベストプラン | 〜3GB | 990円 |
| ベストプラン | 〜10GB | 2,090円 |
| ベストプランV | 〜30GB(5分通話定額込み) | 2,970円 |
出典: LINEMO公式・料金プラン(2026年7月18日確認・税込)
セット割の割引額は「月550〜1,210円」程度
そもそも他社の光セット割は、1回線あたり月550〜1,210円引きが相場です。ドコモ光セット割(ドコモmini)は永年1,210円引き、au・UQ mobile系のセット割は最大1,100円引き、ソフトバンク系のおうち割光セットも550〜1,100円引きの幅に収まります。つまりLINEMOがこの割引を受けられないことによる差は、月あたり数百円〜1,200円程度です。
見るべきは「セット割の有無」より「光回線の基本料金」
セット割の割引額は光回線の基本料金の違いに比べると小さいことが多く、基本料金がもともと安い光回線を選べば、セット割なしでも総額で並ぶか安くなるケースがあります。次の章で実際の料金で比較します。
基本料金だけで比較: BIGLOBE光 vs ドコモ光(セット割込み)
「基本料金が安い光回線を選ぶ」という考え方を、実際の公式料金で検証します。ドコモ光はセット割込みの実質額、BIGLOBE光はセット割が使えないLINEMOでも払う基本料金そのままで比較します。
| プラン | 基本料金 | ドコモ光セット割後(参考) |
|---|---|---|
| ドコモ光(1ギガ・戸建て) | 5,720円 | 4,400円(1,210円引き) |
| BIGLOBE光(1ギガ・戸建て/3年) | 5,478円 | 割引なし(そのまま5,478円) |
| BIGLOBE光(1ギガ・マンション/3年) | 4,378円 | 割引なし(そのまま4,378円) |
マンションタイプで比べると、BIGLOBE光の基本料金(4,378円)は、ドコモ光をセット割込みで契約した場合の実質額(4,400円)よりもそのままの状態で22円安くなります。戸建てタイプの場合はドコモ光セット割後(4,400円)のほうが安いため、住居タイプによって有利不利が入れ替わる点は正直に押さえておく必要があります。
戸建てはセット割ありのドコモ光が依然有利
戸建てで家族にドコモminiユーザーが複数人いる場合は、1回線分の光回線費用を複数人で頭割りしつつ全員分のセット割を受けられるため、ドコモ光セット割の総額メリットのほうが大きくなりやすい構図は変わりません。LINEMOを検討するのは主に単身・マンション住まいのケースで有利という理解が実態に近いです。
出典: BIGLOBE公式・料金コース(2026年7月18日確認)。ドコモ光の数値はドコモmini×ドコモ光セット割の2年総額で検証済みの公式数値を使用。
LINEMO+BIGLOBE光(マンション)の月額シミュレーション
単身・マンション住まいの場合
スマホと光回線を合わせても月7,348円に収まる計算です。セット割が使えない分を気にするより、それぞれの基本料金が安いサービスを個別に選ぶ「単品最安」の発想のほうが、LINEMOのようなオンライン専用プランとは相性が良いといえます。
それでもセット割を使いたい場合の選択肢
家族に複数人ドコモ・au・UQ mobileユーザーがいて、セット割による頭割りメリットを最大化したい場合は、LINEMOではなくドコモmini・au・UQ mobileへの乗り換えを検討したほうが世帯全体の総額は下がりやすくなります。逆に契約者が1人・単身で、そもそもセット割の頭割り効果が働かない場合は、この記事のようにLINEMO+基本料金の安い光回線という組み合わせのメリットが相対的に大きくなります。
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KEN編集長のまとめ
LINEMOに光セット割がないのは事実ですが、それは「損」を意味しません。セット割の割引額(月550〜1,210円)より、光回線そのものの基本料金差のほうが大きく効くケースがあり、単身・マンション住まいならBIGLOBE光のような基本料金の安い光回線を単品で選ぶ方が総額で並ぶか安くなることもあります。
一方で戸建て・家族複数人でセット割の頭割りが効く世帯は、無理にLINEMOへこだわらずドコモmini・au・UQ mobileを検討したほうが総額は下がりやすい、という住居・世帯構成による向き不向きも合わせて押さえておきましょう。