機種変更のたびに何となくケースと保護フィルムだけ買っていませんか?実は充電端子やワイヤレス充電の規格はここ数年で変わっているため、以前の常識のまま買うと「充電器が遅い」「対応していない」といった失敗が起こりがちです。この記事では、2026年時点で本当に必要なアクセサリ5つと、逆にもう買わなくていいものを整理します。

まず確認すること:新端末の充電端子とワイヤレス充電規格

iPhoneはiPhone 15シリーズ(2023年9月発売)からLightning端子を廃止し、USB-Cに統一されました。背景はEUの統一充電規格指令で、2024年末までの適合が義務化されたことによるものです。iPhone 15/15 PlusはUSB 2規格(転送速度480Mbps)、15 Pro/Pro Max以降のPro系はUSB 3規格(最大10Gbps)に対応しています。すでにUSB-C対応の周辺機器を持っているなら、機種変更後もそのまま使い回せる可能性が高い点は覚えておいて損はありません。

出典:マイナビニュース(2026年7月11日確認)

ワイヤレス充電は「Qi2」対応か確認を

2023年にWireless Power Consortium(WPC)が策定した新規格「Qi2」は、AppleのMagSafe(磁石で位置を自動調整する技術)をベースにしており、iPhone 15以降および一部のAndroid新機種が対応しています。2025年7月には上位規格「Qi2 25W」も発表され、対応製品は今後さらに増える見込みです。古いワイヤレス充電器を使い回す場合は、磁石での位置合わせ(マグネット式)に対応しているかを確認すると失敗が減ります。

出典:Anker Japan「Qi2とは」(2026年7月11日確認)

買うべきアクセサリ5選

① 画面保護フィルム

種類特徴価格帯の目安
PETフィルム薄い・柔軟・安価。画面がやや曇る場合がある1,000円前後〜
ガラスフィルム厚み・強度・透明度に優れる。傷や衝撃に強い1,500円〜3,000円台

のぞき見防止(横から画面が見えにくい)やブルーライトカットなどの派生機能は、どちらの素材にも追加できます。電車内で仕事をすることが多い人はのぞき見防止タイプ、画面の見やすさを優先するなら通常のガラスフィルムがおすすめです。

② スマホケース

耐衝撃タイプ・手帳型・クリアタイプなど好みが分かれますが、MagSafe対応(背面にマグネットが内蔵されたタイプ)を選んでおくと、後述のワイヤレス充電器やカーマウントとの相性が広がります。

③ 急速充電対応の充電器

USB PD(Power Delivery)規格の充電器は、スマホ向けなら20W〜30W前後が主流帯です。iPhone 12以降はApple純正20W USB-C電源アダプタが推奨されており、30分で最大50%まで充電できます。iPhone 16は最大45Wの入力に対応していますが、60Wを超える高出力充電にはE-Marker搭載ケーブルが必要になる点は覚えておきましょう。

買い替えのタイミング

旧機種でLightning用の5W・10W充電器しか持っていない人は、この機会にPD対応の20W以上へ買い替えると体感速度が大きく変わります。

④ モバイルバッテリー(PD対応)

外出先での充電にはモバイルバッテリーが安心です。こちらもPD対応・20W以上を目安に選ぶと、スマホ本体の急速充電性能をフルに活かせます。USB PD自体は最大240Wまで規格上拡張されていますが、スマホ用途では携帯性とのバランスで20〜30W級が実用的です。

⑤ データ移行の準備(Wi-Fi環境の確保)

iPhone→iPhoneの機種変更なら、Apple公式の「クイックスタート」機能でWi-Fi・Bluetooth経由の自動転送が可能です(iOS 14.2以降)。Android→Androidの場合はGoogleアカウントへのログインで大半のデータが自動移行されるほか、各キャリアが提供する移行アプリ(au「データお引っ越し」、ソフトバンク「かんたんデータコピー」等)も利用できます。いずれの場合も、移行当日は自宅などの安定したWi-Fi環境を確保しておくとスムーズです。

出典:Apple公式サポートGoogle Pixelヘルプ(2026年7月11日確認)

逆にもう買わなくていいもの

KEN編集長の結論

迷ったら「保護フィルム・ケース・PD対応充電器」の3点だけは最低限そろえてください。モバイルバッテリーとデータ移行の準備は、外出が多い人・写真や連絡先が多い人ほど優先度が上がります。

逆にSIMピンやLightning専用品は、対応状況を確認してから買うかどうか判断すれば無駄な出費を防げます。端末選びからやり直すならスマホ本体比較(22機種)もあわせてどうぞ。

よくある質問

保護フィルム・ケース・USB PD対応の急速充電器の3点が最低限です。外出が多い人はモバイルバッテリーも加えると安心です。
iPhone 15シリーズ以降はUSB-Cに統一されているため、これから買うならUSB-C対応品を選んでください。Lightning専用品は次の機種変更で使えなくなります。
2023年策定の新規格「Qi2」対応品なら、iPhone 15以降やQi2対応Android機種で磁石による位置合わせが効きます。手持ちの端末の対応状況をメーカー公式サイトで確認してから選ぶのが確実です。
eSIM対応機種であれば物理SIMの抜き差しが不要なため、SIMピンを用意しなくても手続きできる場合があります。乗り換え前に対応状況を確認しましょう。

あなたに合うプランが1分でわかる

無料プラン診断を試してみる

90秒で最適なスマホ×光×端末のセット・格安SIMがわかります

今すぐ無料診断する →

関連コラム