中古スマホは新品の半額以下も珍しくない、賢い選択肢です。ただし「安いのには理由がある」個体が混ざっているのも事実。この記事は、購入ボタンを押す前に確認すべきポイントを保存版チェックリストにまとめました。特に「赤ロム」と「アクティベーションロック」の2つは、知らないと通信すらできない端末を掴むことになります。
最大のリスク「赤ロム」とは【2026年7月時点】
赤ロムとは、前の持ち主の端末代金の不払いや不正入手などが原因で、キャリアが通信を制限した端末のこと(利用制限の判定が「×」の状態)。見た目は普通でも、SIMを挿しても通信できません。
確認方法はシンプルで、端末のIMEI(製造番号・15桁)を各キャリアの公式サイトに入力するだけ。IMEIは「設定」または電話アプリで「*#06#」と入力すると表示されます。
制度が変わりつつあります
総務省では、代金不払いを理由とするネットワーク利用制限を原則禁止する方向の制度見直しが進んでいます(2026年7月時点では従来どおり確認推奨)。今後ルールが変わる可能性がある分野です。
大手中古店なら「赤ロム保証」が一般的
フリマ個人取引と違い、大手中古販売店は赤ロム化した場合の返金・交換保証を公式に明記しています(例: ゲオは期間に関わらず返金/交換、イオシスも保証期間の有無に関わらず対応)。初めての中古購入なら、大手店+赤ロム保証つきを選ぶのが安全です。
出典: ゲオモバイル公式・イオシス公式(2026年7月8日確認)
iPhoneで必ず見る「アクティベーションロック」
前の持ち主のApple IDが残っていると、初期化しても本人以外は使えません(「探す」の盗難防止機能)。電源を入れて初期設定の「こんにちは」画面から始まれば解除済み。前所有者のパスワード入力を求める画面が出る個体は、どんなに安くても買ってはいけません。
購入前チェックリスト(保存版)
- IMEIで利用制限を確認 — 判定「◯」が理想。「△」(分割払い中)は赤ロム保証つき店でのみ検討
- アクティベーションロック解除済みか — iPhoneは初期設定画面で起動すること
- SIMロックの有無 — 2021年10月1日以降発売の端末は総務省ルールで原則SIMロック禁止。それ以前の端末は解除済みかを確認
- バッテリーの状態 — iPhoneは設定→バッテリーで最大容量を確認(80%台後半以上が目安)。Androidは機種により確認手段が異なるため店舗の表記を確認
- 付属品と外装ランク — 充電ケーブルの有無、カメラレンズの傷は写真で確認
- 保証期間 — 大手店は3か月〜1年の動作保証つきが多い。フリマは原則ノー保証
- 対応バンド — 海外版・他キャリア版は使う回線の周波数に対応しているか(格安SIMで使う場合は特に)
SIMロックの出典: 総務省ガイドライン・アクティベーションロック: Apple公式(2026年7月8日確認)
中古を買ったら、回線は格安SIMでさらに安く
中古スマホの持ち味は「端末代を浮かせる」こと。回線も格安SIMやLINEMO(〜3GB 990円)に合わせれば、月々の総額はさらに下がります。あなたの使い方に合う組み合わせはまるごと診断でどうぞ。
KEN編集長の結論
中古スマホの失敗は、ほぼ「赤ロム」「ロック残り」「電池劣化」の3つに集約されます。上のチェックリストを通せば、リスクは大きく潰せます。
初めてなら「大手店・赤ロム永久保証・バッテリー80%以上」の3条件で選べば大きな失敗はありません。浮いたお金は回線の見直しに回しましょう。