結論: 楽天モバイルに「毎月値引きされる光セット割」はない
ドコモ光セット割・auスマートバリュー・おうち割光セットは、対象の光回線を契約すると携帯電話の月額料金が毎月自動的に数百円〜1,200円程度値引きされる仕組みです。楽天モバイル公式サイトで確認したところ、楽天モバイルにはこの形式の「セット割」という名称の制度は存在しません。かわりに用意されているのが「最強おうちプログラム」というポイント還元制度です。名称も仕組みも他社の光セット割とは別物なので、「セット割がある/ない」で探すと見つからず混乱しやすいポイントです。
「値引き」ではなく「ポイント進呈」
最強おうちプログラムは、楽天ひかり(または楽天モバイル回線を使うRakuten Turbo)と楽天モバイル(Rakuten最強プラン)の利用が確認された月の翌々月末ごろに、毎月1,000ポイントを進呈する仕組みです。工事費相当額(最大22,000円分)も24回に分けてポイントで還元されます。いずれも現金値引きではなくポイント進呈である点が、他社の光セット割との決定的な違いです。
出典: 楽天モバイル公式・最強おうちプログラム(2026年7月19日確認)
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)の現行料金
| データ容量 | 月額料金 | 最強家族割適用時 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 | 3,168円 |
出典: 楽天モバイル公式・Rakuten最強プラン料金(2026年7月19日確認・税込)
楽天ひかりの現行料金
| タイプ | 月額基本料金 |
|---|---|
| ファミリープラン(戸建て) | 5,280円 |
| マンションプラン(集合住宅) | 4,180円 |
出典: 楽天ひかり公式・料金一覧(2026年7月19日確認・税込)
本当のお得ポイントはSPU倍率アップ
楽天モバイル契約者は楽天市場でのお買い物ポイントが+4倍になります。ここに楽天ひかりを組み合わせると、公式ページには楽天会員登録分と合わせて毎日全員ポイント7倍になるという組み合わせ表示があります。楽天市場でよく買い物をする人ほど、このポイント倍率の恩恵は大きくなります。
「値引き」ではなく「楽天経済圏の倍率」で考える
他社の光セット割のように毎月の請求書が直接安くなるわけではありませんが、楽天市場での買い物金額が大きい人にとっては、ポイント7倍の効果が携帯料金の値引き以上になるケースがあります。逆に楽天市場をほとんど使わない人には、このメリットはほぼ発生しません。
出典: 楽天モバイル公式FAQ・SPU(2026年7月19日確認)
楽天モバイル+楽天ひかり(マンション)の月額シミュレーション
単身・マンション住まいの場合
請求される金額そのものは合計7,458円で、これは他社のセット割適用後の実質額と比べても特別安いわけではありません。ここに「毎月1,000ポイント(条件付き)」と「SPU7倍分のポイント還元」が上乗せされる、という2階建ての構造だと理解しておくと実態に近くなります。
申し込み前に知っておきたい注意点
- エントリーが必要:最強おうちプログラムは自動適用ではなく、専用ページからのエントリーと申込から4ヶ月以内の開通が条件です。エントリーを忘れると特典の対象外になります。
- 契約期間と解除料:楽天ひかりは2年契約(自動更新)で、更新月以外に解約すると契約解除料(戸建て5,280円/マンション4,180円相当)が発生します。
- ポイントは現金値引きではない:還元されるのはポイントのため、楽天ポイントを日常的に消化しない人にとっては「実質的なお得感」が目減りします。
毎月の請求額を確実に下げたいなら他社を検討
「ポイントより、毎月の請求書そのものを安くしたい」という人は、楽天モバイルにこだわらずドコモmini・au・UQ mobileなど光セット割で毎月値引きされるキャリアを検討したほうが、実感としての節約効果はわかりやすくなります。
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KEN編集長のまとめ
楽天モバイルに他社のような「毎月固定額を値引きする光セット割」はありません。あるのは「最強おうちプログラム」による毎月1,000ポイント程度の還元と、楽天市場の買い物がポイント7倍になるSPUアップという、2種類のポイント制度です。
楽天市場をよく使う人にとっては請求額の値引き以上にお得になることもありますが、ポイントをあまり使わない人や「請求書をそのまま安くしたい」人には、ドコモmini・au・UQ mobileのような値引き型の光セット割のほうが体感の節約効果はわかりやすいでしょう。