子供のスマホ契約で法律上義務付けられていること
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(2017年改正・2018年2月施行)により、18歳未満の子供がスマートフォンを契約する際、携帯電話事業者・販売代理店には年齢確認・フィルタリングサービスの説明・端末へのフィルタリング設定が義務付けられています。「持たせるかどうか」の判断は各家庭に委ねられていますが、持たせると決めた場合の初期設定は法律で決まっているということです。
フィルタリングは「かけない」も選べる
保護者が不要と判断した場合は書面での申告によりフィルタリングを利用しない選択も可能ですが、原則は「利用する」が前提です。契約時に店頭で確認されるため、事前に家庭内のルール(利用時間・アプリ制限など)を決めておくとスムーズです。
出典:総務省・青少年インターネット環境整備法パンフレット・こども家庭庁(2026年7月20日確認)
主要3キャリアの子供向けプラン比較
| キャリア | プラン名 | 対象年齢 | 月額の目安 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | U15はじめてスマホプラン | 15歳以下(19歳到達まで継続可) | 5GB 1,650円〜 (dカード割適用で1,480円〜) |
| au | U18バリュープラン | 5〜18歳 | 〜3GB 1,078円 3GB超〜20GB 2,728円 |
| ソフトバンク | スマホデビュー割 | 5〜18歳 | 6カ月間20GB 1,078円 |
出典:ドコモ公式・U15はじめてスマホプラン・au公式・U18バリュープラン・ソフトバンク公式・スマホデビュー割(いずれも2026年7月20日確認・料金は税込)
似た名前の旧プランに注意
ドコモの「はじめてスマホプラン」(3G/FOMAからの契約変更者向け)は2026年3月末の3Gサービス終了に伴い新規受付を終了しており、現行で子供向けに案内されているのは名称の異なる「U15はじめてスマホプラン」です。契約時は必ず現行プラン名で申し込みましょう。
au「U18バリュープラン」の中身
2025年12月1日に対象年齢を16歳未満から18歳までへ拡大してリニューアルされたプランです。データ量に応じて段階的に料金が上がる仕組みで、使いすぎを防ぎたい家庭に向いています。家族でauを使っている場合は家族割との併用で、店舗サポートを受けながら契約できる点も安心材料です。
出典:KDDIニュースリリース(2026年7月20日確認)
ドコモ「U15はじめてスマホプラン」の中身
15歳以下が対象で、19歳になるまでは同プランを継続利用できます。5GB・10GBの2段階で、dカードお支払割を適用するとさらに安くなります。ドコモ回線を家族で使っているなら、家族割引と合わせて総額を抑えやすいプランです。
ソフトバンク「スマホデビュー割」の中身
5〜18歳が対象で、契約から6カ月間は20GBプランが月額1,078円で使える割引です。あわせて「U18オンラインショップ割」を使えば、オンラインショップでの新規契約時に対象機種の代金が最大43,896円割引されます。初めての端末購入費用を抑えたい家庭に向いています。
出典:ソフトバンク公式・U18オンラインショップ割(2026年7月20日確認)
すでに家族で使っているキャリアに合わせる、という選び方
Y!mobileには「子供専用」の割引プランはありませんが、家族割引サービスを使えば2回線目以降が月550〜1,188円割引になります(血縁・婚姻関係または同住所であれば適用可能・最大9回線まで)。すでに家族の主回線がY!mobileなら、子供の回線を追加するだけで割引が効くため、新しいプラン名を覚える必要がない手軽さがあります。
「子供向け専用プラン」か「家族割の追加回線」か
ドコモ/au/ソフトバンクの子供向けプランは年齢制限付きの専用プランで、成人すると通常プランへの切り替えが必要になります。一方でY!mobileの家族割引は年齢を問わない一般的な複数回線割引です。長く同じ契約形態を続けたいなら家族割、契約中だけ確実に安くしたいなら年齢限定プランが向いています。
出典:Y!mobile公式・家族割引サービス(2026年7月20日確認)
見守り機能付きキッズケータイという選択肢
「スマホはまだ早い」と感じる家庭には、GPS機能や発信先を限定できるキッズケータイも選択肢です。ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアとも現行ラインアップで提供しており、月額料金はスマホ向けプランよりも安く抑えられているのが特徴です(ドコモのキッズケータイプランは月額550円〜)。正確な最新価格は各社の公式サイトで確認してください。
結局、何歳から持たせるべきか
法律上の年齢制限はなく、進学(小学校高学年・中学入学)や習い事の送迎連絡といった「必要になったタイミング」で持たせる家庭が多いのが実情です。判断に迷ったら、以下の3つを基準にすると決めやすくなります。
- 連絡手段として必要か:塾や習い事の送迎、留守番中の連絡など、日常的に必要な場面があるか
- フィルタリング・利用ルールを運用できるか:契約時に設定されるフィルタリングに加え、利用時間などの家庭内ルールを決められるか
- 費用感が続けられるか:月額1,000〜3,000円程度が数年続く前提で、家計に無理がないか
KEN編集長の結論
「専用プランで確実に安く」ならドコモのU15はじめてスマホプラン・auのU18バリュープラン・ソフトバンクのスマホデビュー割が候補です。「今の家族回線に追加するだけで済ませたい」ならY!mobileの家族割引が手軽です。まずは今使っているキャリアで子供向けプラン・割引があるかを確認するのが、いちばん失敗しない選び方です。
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よくある質問
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